夜尿症
このページでは夜尿症の症状・検査・治療についてご紹介しています。
はじめに
夜尿症とはいわゆる“おねしょ”のことです。
病気ではありませんが、小学校中学年頃になっても続く場合は、本人が自信を失ったり、友達と宿泊したりする場合に問題となりますので治療したほうがいいでしょう。
検査
尿の浸透圧をチェックします。
おねしょ以外にも尿の勢いが弱い、昼間でも急に尿意をもよおして我慢ができず漏れてしまう、などの問題があれば、下部尿路に異常があることもありますので検査していきます。
治療
行動療法
夜中にめざまし時計をかけて、おねしょする前にトイレに行きます。
薬物治療
デスモプレシン製剤
抗利尿ホルモン製剤で寝る前に飲むと数時間尿が作られなくなります。体格やおねしょの重症度により投与量を調節します。
高齢者では低ナトリウム血症の副作用がしばしば見られますが、小児ではほとんど副作用が見られません。
抗コリン薬
膀胱の収縮をおさえる薬です。