乳腺外科
乳腺外科では乳がん検診を中心に、乳房の症状を診察しています。
日本の女性の乳がん罹患数は2020年時点で9万人を超え、今や9人に1人が乳がんになる時代です。
乳がんは女性がかかるがんの1位と言われており、30代後半から罹患率が急増することが知られています。
ちょうど働き盛りだったり、子育て真っ最中の方が、乳がんにかかっているのです。
乳がんができる直接的な原因はまだ解明されていません。
一方で、女性ホルモンやある種のタンパク質、年齢や遺伝子の異常、喫煙、肥満、閉経による女性ホルモンの変化などの因子が乳がんの発症リスクを高めているのではないかと研究されています。
このように乳がんを予防する方法は確立されていませんので、早期に発見し、早期治療に繋げることが重要です。
日頃のセルフチェックで異変に気付いたら、放置せずに速やかに医療機関を受診しましょう。
40歳以上の方や家族に乳がん歴がある方は、1〜2年に一度の乳がん検診をお勧めします。
当院ではマンモグラフィ・超音波検査・視触診での乳がん検診を行っております。
マンモグラフィは女性技師が対応しますので、はじめて乳がん検診を受ける方にも安心して受診していただけます。
毎年10月はピンクリボン月間です。世界中で乳がんのセルフチェックと乳がん検診の早期受診を呼びかけています。
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